心の景色の旅に出る。

こころふるえるだれかとの時間、そのものの中にあるだれかの想い、だれかの、じぶんのこころを旅したその軌跡を綴っています。

「湯を沸かすほどの熱い愛 」 燃え盛るその生き様で、種火となって周りにどれだけの火を残せるか。

余命二か月を宣告された母。

学校で陰湿ないじめを受ける娘。

突然家族を置いて行方不明になった父。

 

娘のために、家族のために、このわずかな時間で何を残せるか。

この命ある限り、自分の愛する人たちのために、命を燃やし尽くす。

 

そんな母という存在の覚悟と、大きく深い愛を描いた映画。

 

どんなことにもまっすぐに向き合い、

決して妥協せず諦めず、受け入れて行動する。

 

彼女の生き様はまるで燃え盛る炎のようだ。

 

それはすべてを燃やし尽くす炎ではなく、

すべての命の源となる、生命の根源たる炎。

 

彼女のその炎のような生きざまに触れて触発されて、

ひとりひとりが自分の人生を生きていく。自分の人生を取り戻す。

 

誰かに預け委ね手放してしまった自分の命を。

 

自分で考え、選び、そして行動して掴み取る。

 

彼女が話すたび、彼女が行動するたびに。

彼女が発する炎の暖かさに冷えた心に火が灯る。

 

自分の人生を、自分の足で生きるのだと。

 

それほどまでに、彼女の炎はすさまじい。

 

けれど、同時に、とてもとても、あたたかい。

 

彼女の炎はとてもまっすぐで強く大きく時に厳しい。

それは彼女の周りの人を焼き尽くしてしまうのではないかと思うほどに。

 

けれど彼女の周りの人たちは、彼女に触れるそのことで、

きちんと自分の光を見つけ、火をくべ燃やしていくのだ。

 

彼女は種火。

 

彼女の周りでたくさんの炎がゆらめく。

 

コンセントから電気をもらって輝くような、そんな光ではなく。

 

小さくても、弱くても、力強く。

 

自分の力で燃えていく。

 

 

彼女の命の灯火が消えても。

 

彼女が与えた火は残る。

 

その火こそが、

 

彼女の生きた証。

 

 

 

彼女は最後の最後まで、命を燃やし尽くし、火を与え続けた。

 

そうして最後の最後まで、周りにいる人を温め続け、天に還ったのだ。

 

 

これはそんな彼女の炎の記録。

一人の女性の、湯を沸かすほどの、熱い、熱い愛の記録。



湯を沸かすほどの熱い愛

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