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心の景色の旅に出る。

こころふるえるだれかとの時間、そのものの中にあるだれかの想い、だれかの、じぶんのこころを旅したその軌跡を綴っています。

透明な、浄化のうた。寄せては返す、波のような、美しいうたを聴く。

透明な、透明なうた。



まるで、どこか天上から降りてきているような。


とてもとても美しく、澄んだ調べ。


彼女はまるで、舞うようにうたう。


彼女の声は空気を震わせ波になり、わたしたちの心の奥の奥まで届く。


彼女がうたうことばは、どこまでも透明で、どこまでも澄んでいる。彼女のこえとおなじように。


まるで、海にたゆたうように、次々と彼女のくちびるから紡がれるうた。


それは寄せては返す波のように、ただ浮かんで消えていった。


セットリストもなにもない。


ただ、自分の心のままに、自然のままに、うたう。


彼女の中にある無数のうた。


今日このとき、彼女の中に降りてきた、その感覚のままに、生まれては消えていく、うた。


曲名も語られず、途切れることもなく、次から次へと紡がれ繋がりわたしたちを揺らしていく。



わたしたちは、海の中にいる。


海の中で、くじらの鳴き声を聴く。



わたしたちは、草原の中にいる。


草原の中で、大切な人の声を聴く。



すべてはばらばらの違ううたのようで、すべては繋がっている。たくさんの、たくさんの大切で愛おしい瞬間を、日々を、異なる調べで、異なるうたで、繋いでいく。


それは空で、


それは海で、


それは光で、


それは音で、


それは歌だった。


すべての美しく煌めくもの。


すべての醜くつまらないもの。


すべては同じだった。


同じように、その透明なうたごえの中に現れては消えていった。


彼女がうたうせかいのすがた。


彼女がつむぐせかいのすがた。


それはすべてがとても愛おしく大切なのだとそう語る。


幸福も、奇跡も、絶望も、離別も。すべては同じ地平線上にある。


彼女のうたは、浄化のうただ。


聴く人のこころを澄んだところに連れて行く。


世界は、綺麗なものや美しいものや優しいものや暖かいものだけじゃない。


けれど、それもまた世界だ。世界の姿だ。間違いなく。


どんなに汚いものも、どんなに醜いものも、どんなに酷いものも、その奥にあるのはだれかにとっての光。



すべてはただ、起こるだけのもの。



闇にとらわれるからこそわたしたちは光を見る。


より、強く。



わたしは、彼女のうたに透明な世界の美しさを見る。


静かで、透明で、ただただ今、在るものの美しさを。



だからきっと、わたしは彼女のうたを、聴きに行く。



世界の透明さを、美しさを、静けさを、知るために。



今日も、素晴らしいうたを、素晴らしい世界を、素晴らしい時間を、ありがとうございます。


きっと、今日この時でなければ聴けなかった、そんな瞬間をご一緒出来たことに、感謝してします。


本当に、本当に、ありがとうございます。




HP