心の景色の旅に出る。

こころふるえるだれかとの時間、そのものの中にあるだれかの想い、だれかの、じぶんのこころを旅したその軌跡を綴っています。

結婚式。本人も家族も参列者も。幸せな人しかいない空間の素晴らしさ。

友人の、結婚式。


彼女から、結婚するのだと聞いたとき、本当に、本当に、涙が出るほど嬉しかった。

彼女はいつも笑顔で明るくて、天真爛漫で優しくて。けれど、どこかでいつも頑張りすぎてる気がしたから。

誰かのためにと犠牲をいとわずにこにこ笑顔で全力で行動する彼女。

そうして、どこかで自分のことを置き去りにしてしまいがちな彼女。

そんな彼女を大切にして大事にして、満たしてくれる、

彼女を優しく緩めて受け止めて、しっかり支えてくれる、

そんな人と出会えたのだとしたら。

そんな人と共に人生を歩めるのだとしたら。


それはもう、本当に本当に、これ以上嬉しいことはない、とそう思ったのだ。


まだまだ先だと思っていたその日はあっという間にやってきた。


驚くほどに、

雲一つない、

あおい空が、

彼女と彼を迎えた。

彼女の門出にふさわしい、抜けるような青空。


結婚式場はガラス張りで、外の美しい青空が透けて、とてもとても気持ち良くて美しかった。

その光景だけで、なんだか本当に幸せだった。


彼女はいつも通りの彼女のままで、そして透明に鮮やかに美しかった。

彼女はその身それだけで、とても魅力的で美しかったけれど。

そんな彼女の魅力をさらに引き出すメイク。
決して派手ではない、丁寧で自然なメイクは、この日の彼女の姿をより一層美しくした。


彼女がチャペルに入ってきたその瞬間、その美しさに心がふるえた。

ああ、彼女は、本当に結婚するのだと。

人生の伴侶と共に人生を歩むのだ、と。


いつもは、母親の手でベールを降ろされるその時に、涙があふれてしかたがなかったけれど。


この日は、なんでもないところでも涙があふれてびっくりした。

なんでもない彼女の写真に、なんでもない彼女の笑顔に、

本当に彼女が愛する人と共にこれから歩んでいくんだと、

それを思ってただただ、良かったなあって、幸せだった。


彼女の歩んできた道のりを、わたしはよく知っているわけではない。

ただ、彼女がたくさんの苦難と、たくさんの試練を乗り越えて生きてきたのだと、それらの日々を経ての今日のこの日なのだと、そんな風に思うから。

ひとつひとつの笑顔に、ひとつひとつのエピソードに、それを確認しているようで。

それを思うたびに、それを感じるために、なんだか感極まって泣きそうになるのだ。


彼女のこれからが、よりいっそう幸せになるのだと。

彼女のこれからが、よりいっそう満たされるものになるのだと。


彼女が今まで懸命に生きてきたその道のりが、今日という日を招いたのだと。

そう思うと、涙があふれてしかたがなかった。


ただただ、良かったなあって思う。

彼女の嬉しそうな幸せそうな笑顔に。

ただただ、幸せだなあって、思う。


ここにいる全員が、彼女と彼の結婚を心から祝っていて嬉しそうで幸せで。

そんな場って、結婚式しかない。


場の中心にいる新郎新婦が幸せなのは間違いないけれど、その場にいる全員もまた、幸せで満たされている。


結婚式は、行われるだけで幸せを循環する儀式だ。


結婚式は、新郎新婦自身のためばかりではなく。新郎新婦の両親のためばかりではなく。


その場に来てくれた全ての人に対しての幸せの贈り物だ。


そんな結婚式っていう、素晴らしい風習があるというこもが素晴らしい。


そんなことを、改めて思った時間だった。



両手いっぱいあふれるほどの幸せをありがとう。


そして。心から、これからの、幸せを祈ります。


本当に本当にありがとう。

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