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心の景色の旅に出る。

こころふるえるだれかとの時間、そのものの中にあるだれかの想い、だれかの、じぶんのこころを旅したその軌跡を綴っています。

おとなの学校 勝手にサーカス!? 第二夜 五限目 詠美衣 先生 「人生の旅の道しるべ〜北極星の見つけ方」

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16歳のとき、父親が自殺した。


誰にも言えなくて辛くてどうしようもなくて壊れてしまいそうだったこころ。


何もかもが真っ黒に塗りつぶされた日々の中で自分がばらばらになりそうで。


一瞬にしてすべての色がなくなって無機質になった、なにひとつ見えない本当の暗闇の中で、唯一見つけた小さな光。



それが、歌。



唯一見つけた光に縋るように、繰り返し繰り返し、歌を聴いているその中で、気づいたことがある。

 

わたしは歌を聴いているんじゃない。

歌が、わたしのことを聴いてくれているんだ。

 

歌は、だれかの心に、静かに優しく寄り添ってくれる。

そして、たったひとつの歌が、だれかの心を死の淵から救う。

 


わたしは、そんな歌を歌える人になりたい。

 

わたしが、歌に命を救ってもらえたように。

 

 

それが、詠美衣さんが歌い始めた原点。

 

 

たくさんの人が、なんでそんなに暗い歌を歌うの、と言った。

たくさんの人が、もっと明るく楽しい歌を歌いなよ、と言った。

 

 

でも、詠美衣さんは知っている。

 

辛くて辛くてどうしようもない時に、明るく心躍るような歌を聴くことは出来ない。

 

暗くて静かな歌だからこそ、寄り添える時がある。

そんな歌が本当に本当に必要な、そんな時がある。

 

だれも歌わない歌だからこそ、わたしがその歌を歌いたい。 


たくさんの人に、すべての人に、受け入れられなくても構わない。

 

 

わたしが歌う歌を必要とする人に、まっすぐに届けばそれでいい。

たったひとりでも、わたしの歌を心から必要としている人にこそ、届けたい。

 

 

どんなに批判されても、だれも理解してくれなくても、彼女は彼女の道を進む。

 

この歌が必要な人に届くように、必要な人に届けられるように、自分にしか歌えない歌を、歌う。

 


そうでなければ、自分が歌っている意味がない。

 

 

彼女は傷つかないわけではない。感じないわけではない。

誰かに言われるたびに、誰かが離れていくたびに、彼女の心は傷つき涙を流した。

 

それでも彼女は、自分の想いのど真ん中を生きる、と決意して歩み続ける。



あの時、あの歌が、彼女の心を照らす光になったように。

彼女もまた、誰かが暗闇の中で彷徨っている時、その心を照らす光となると誓ったのだ。

 


彼女にとって、歌は呼吸のようなもの。

好きだとか、嫌いだとか、そんな次元を超えて。


自分が生きていく日々に、当たり前のようにそこにあるもの。


歌っていても、歌っていなくても、彼女は歌と共にある。


彼女の魂の真ん中に、歌はある。


彼女が目指すのは北極星


暗闇の中で彷徨う人の命を繋ぐ小さな光になりたい。




北極星は旅人の道標。


あれだけたくさんの星が瞬く夜空の中で、たった一つだけ動かない星。


北極星を見て、旅人たちは自分の進むべき道を確認した。

あの星が空になかったとしたら、彼らの旅はどれだけ大変なものになっただろう。



今、わたしたちの多くは、目印がなにも見えない森の中で、砂漠の中で、星を拠り所に旅をしたりはしないけど。



わたしたちもまた旅をしている。

たくさんの出来事が、たくさんの言葉が、たくさんの情報があふれる毎日の中で、わたしたちは自分の北極星を見失う。



森や砂漠の中で旅をするように、自分がどこにいるかが物理的にわからないわけじゃない。

けれど、自分の心がどこにあるかを見失うことがある。たくさんのノイズで見えなくなってしまったり、自分でどこかに隠してしまったり、見えないふりをしてしまったり。


だから、わたしたちには北極星が必要だ。


暗闇の中で迷っても、確かに瞬く空の星。



それを見つけるのも、そうだと決めるのも自分自身。


けれど、わたしたちはひとりでは生きていけなくて。


だから、大切な誰かと、大切な何かと、ともに歩んでゆく。



詠美衣さん、この夜、とてもとても辛いことがあったのに、それでも来てくれてありがとうございます。

この夜、あなたの話を聞くことが出来たこと、同じ空間で同じ時間を過ごせたことを、本当に幸せに思います。


あなたのまっすぐで透明で、素直で揺るぎない、その優しいあり方が、そこにいる人の心を浄化します。


何かを表現する時に、一番大切なものは何よりも「想い」。

自分のこころの奥底、ど真ん中から湧き上がる、純粋でまっすぐな。


それを持っている詠美衣さんは、きっとこれからもたくさんの人の光になります。


その時その光に気づかなかったとしても、その日その人が受け取ったなら、その人にとって必要なタイミングで光り出す。


もっともっとたくさんの人に届けられる、そんな歌を歌える人にきっと。



詠美衣さん、出会えて良かったです。

ありがとうございます。


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詠美衣


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