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心の景色の旅に出る。

こころふるえるだれかとの時間、そのものの中にあるだれかの想い、だれかの、じぶんのこころを旅したその軌跡を綴っています。

おとなの学校 勝手にサーカス!? 〜三限目〜 渡辺徹先生 「バイキンマンの方丈記な生き方」

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日本で一番「全力で遊ぶ男」。
そう言っても過言ではないだろう。

仕事はしている。全力で。
それ以上に、遊びも全力。

五十の大台に乗っても、少年のような瞳で、まるで夢のような生き方をしている男がいる。

年齢性別属性関係なしに、大人だからこそできる遊びを、大人だけど子どもみたいに無邪気に全力でやり続ける。

全力で遊ぶことは全力で生きること。

幾つになっても素直に、何の垣根もなく全力で遊び続けるその姿は、問答無用に、カッコよかった。

彼が掲げるのは「バイキンマンのような生き方」。

アンパンマンみたいに、ひとつの使命に懸命に真っ直ぐ向かうのもいい。
けれど、すべての人がアンパンマンにはなれない。

わたしたちはみんなアンパンマンを目指せ、と言われる。一つのことを極めてその道の第一人者、ヒーローになれと。

けれど、ヒーローへの道は険しく遠い。
多くの人が脱落し、アンパンマンになれずにどうすればいいか彷徨う。

だって、あの世界でアンパンマンはひとりだけなのだ。
その道の第一人者はいつだって一人。または少数だ。
なのに、アンパンマンになれる素質があるのか、アンパンマンになりたいのかすらよくわからず、みんなそろってその道を進む。

でも、よく考えれば、あの世界にはバイキンマンだっている。
いたずら好きでみんなを困らせて、何度やられても懲りなくて努力家で。ドキンちゃんにメロメロでどこか憎めない。
アンパンマンはみんな大好きだけど、実はバイキンマンだってみんな結構好きなんじゃないか。

生き方はひとつじゃない。
ひとつのレールに絞る必要はない。
ひとつのレールしかないわけじゃない。

世界を少し高い視点から見渡せば、
どこにだって自分の居場所はあるし、作れる。

それは仕事でなくたっていい。
なんの役にも立たないような、
自分がただただ楽しいだけの、
そんな居場所もあっていい。

渡辺さんは、少し強面だけれど笑顔が素敵でふざけてて、その実すごく繊細で信念があって優しい人なのだと思う。
場を作ることは、そこに集まるひとりひとりを思う想像力と、そこでどんな未来を一緒に見たいかという想いが必要なんじゃないかとそんなことを思うから。

だから、それを感じ取れるだけの感性がないと、あんなに楽しそうで笑顔にあふれる素敵な場を作ることはできないと思うのだ。

そんな素敵な人だからこそ、みんなが彼の周りに集まる。楽しいねって笑い合う。一緒にやろうよ、協力するよ、何が必要?これとかどう?って輪が広がる。

彼が作りたいのは彼が主役でみんなが楽しむ場ではなくて、参加しているひとりひとりが主役になれるような場。

これやりたい!ならやろう!が実現する場。

自分のやりたいが形になって、それをみんなで作り上げて、作り上げたみんなも参加したみんなも最高に楽しんでくれたら、何より最初にやろう!って言ったその人が最高に楽しい。

そして、きっとそこに2本目のレールが引かれる。
その人の可能性が広がってゆく。

大人が本気で作る遊びの場だからこそ出来ることがある。

きっと、そういうことなのだ。

もうひとつ、彼が語ったことで印象に残ったことがある。

武器は、人と人との究極のコミュニケーションだ。

だからこそ、戦争という交渉手段がある。自分の、相手の命を懸けた最後のコミュニケーション。

その究極の場で、自分がどう振る舞うか。
それを知ることは自分自身の本質を知ること。自分のコミュニケーションの根底にあるものを知ることだ。

極限状態でこそ、自分の本当の姿が立ち現れる。

極限状態の選択を知ることで、自分の価値観や大切にしているもの、譲れないことが見えてくる。

仮想の場であるとしても、その状況に立ってみることで、新しく気付ける何かがある。

サバイバルゲームを、そんな風に考えたことはなかった。そんな風に学べるものが、感じ取れることがあるものなのか、と。

でも、どんな遊びでもそうなのかもしれない。

「本気で」遊ぶから、遊びの中で気付くこと、学ぶことがある。
どんなことでも、全力でその場を楽しむことで、味わうことで、受け取れるものがある。

「遊び」は奥が深い。

もちろん、遊ぶ時にこんな真面目なこと考えなくていいのですがーー笑!!

場作り、はここ最近のわたしのテーマ。
いや、ずっと昔からのテーマだったのかもしれない。
ひとりひとりが、自分の心にまっすぐに、ただただワクワクするとか心踊るとか、そんな素直な欲求に従って、その瞬間、その人自身が輝ける場。

そんな場をどう作るのか、そういったことにすごく興味がある。

場作りは人作り。
もちろん、まずは自分から。
素敵な場の中心には、間違いなく素敵な人がいる。
それをいつも感じる。

会って話してその瞬間に惹きつけられる。磁石のような人。

今回も、素晴らしい人に、素晴らしい場に会えて、知れて幸せでした。
渡辺さん、本当に、ありがとうございました。


そんな素晴らしい人がやってくる「勝手にサーカス!?」第二夜が秋の下北沢開校します。


もしご興味あれば是非。

 
【勝手にサーカス!? 第二夜】
10月1日(土)
開場:17:30
開演:18:00
会場:下北沢ろくでもない夜
   世田谷区北沢2ー6ー5 ルイビル3F
 
料金:前売り 3000円
   当日 3500円
※別途ドリンク代500円が必要です
 
出演:
佐藤 あみ(女優・書道家
佐藤 達矢(おもちゃメッセンジャー)
玉田 精 (旅する字書き)
詠美衣(えみい)(詠人・旅人)
延藤ミッツェル五郎(劇場支配人・漫画家・芸人)

 
シマウマフック(お笑い芸人)
 
上岡 清志(勝手にサーカス!?校長)
 
■チケットの予約方法
69demonai46@gmail.comに、題名は「10月1日勝手にサーカス!?予約」と入れていただき、「日程」「枚数」「連絡先」のご記入をお願い致します。