心の景色の旅に出る。

こころふるえるだれかとの時間、そのものの中にあるだれかの想い、だれかの、じぶんのこころを旅したその軌跡を綴っています。

ただひたすらの想いは、まっすぐな夢は、人を動かす。

原宿竹下通りに劇場を作る。


そんな夢をぶち上げた、ひとりの芸人がいる。

何年も前から何度も何度も「劇場を作る」と言い続け、その度に「出来るわけがない」と否定され続けた。

生まれは大阪、お金もなければ縁もなく、ノウハウもツテもあるわけがない。

それでも彼は諦めなかった。
いつか必ず劇場を作るのだ、
その夢を心の中に秘め続けた。

繰り返し繰り返し夢を語る中で、
初めて、
「それ、おもろいな」
と言ってくれる人が現れた。

受け取ってくれる人がいない中、
投げ続けた自分のボール。
何度投げても虚しく壁に当たって自分の元へ返ってくるだけ。

それが、キャッチボールになった瞬間だった。

そこから彼の夢は一気に実現へ歩き出す。
「いつか」のその日が目の前にいきなり現れたのだ。

劇場を作るために必要な資金は1000万。
まずは頭金の150万を集めるためにクラウドファンディングを立ち上げる。

正直なところ、不安しかなかった。
劇場を運営した経験もなく、圧倒的な知名度もない。
なのに、集めたいのは150万という大金。

けれど、多くの人が応援してくれた。
おもしろがってくれた。シェアしてくれた。支援してくれた。協力してくれた。

今まで繋がってきた、縁を結んできた人たちのあたたかい言葉の数々。
到底無理だと心のどこかで思っていた、夢の実現への第一歩は、おどろくほどのやさしさに包まれていた。

繰り返し、繰り返し彼は言う。
みんなのおかげだと。みんなに支えられていると。
感謝しかない、と。

ひとりではぜったいにできなかった。

その姿を見て思う。
クラウドファンディングって、実はお金の原点に還ることなのではないかと。

どんなお金もその後ろにひとりひとりの想いがあって、ひとりひとりの大切な時間が詰め込まれている。
でも、直接的それにふれないと、見えなくなってしまう。

クラウドファンディングを通して得たお金は、正真正銘、ひとりひとりがその人の想いに共感して出してくれた、大切なお金。
直接手渡しで貰えない人からも、まるで直接貰ったかのように感じれる。

インターネットがなかったら、クラウドファンディングという仕組みがなかったら、繋がらなかったひと。

やっぱり、クラウドファンディングは繋がるための仕組みだと思う。
一生会うことがなかったような人と、一生話を聞くことがなかったような人と、「お金」という物質を介して繋がる。

自分の夢が、誰かの夢にもなる。
自分の想いが、誰かの心を震わせる。

お金を払う、その行動で、繋がりがより感じられる。
そんな仕組みっていいなあ、素敵だなあと改めて思う。

映画を観るより気軽に、まるでちょっと一杯、ちょっと一曲、くらいの気軽さで。
ふらりと入って楽しめる、お笑いをすぐ隣にある身近なものに。

当初の目的150万を達成し、最終的に集まったのは230万。
ひとりの男のただひたすらな想いが人を動かした、その証。



そんなドラマを内に秘めた劇場が、8月31日にこけら落とし(オープン)を迎えます。

夢が現実になる瞬間。
その、目撃者になりませんか。


ラスタ原宿

お問い合わせ:lasta.harajuku@gmail.com

渋谷区神宮前1-8-25 2F 原宿駅徒歩5分

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