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心の景色の旅に出る。

こころふるえるだれかとの時間、そのものの中にあるだれかの想い、だれかの、じぶんのこころを旅したその軌跡を綴っています。

わたしたちは、雁のように生きよう。

しあわせだなあって思う。

なんて、しあわせなんだろうって思う。

この日会った友人たちは、たった1年半前に出会った人たちばかりで。

きっかけは、一ヶ月にたった4回だけ開催された社会人ゼミ。

お互いに、仕事は何か結婚しているかこどもがいるか、パーソナルな情報も断片的にしか知らず。
バックグラウンドも年齢も、なにもかもがばらばらで。

あの時だけの繋がりで終わってしまっていても、ぜんぜん不思議じゃなかったのに。

いま、こんなにも強く繋がれていることが、本当に奇跡みたいで、心から嬉しくて幸せだ。

この年になって、人と人との繋がりは、時間じゃないって本当に思う。

本質的に繋がれる人たちとは、本当に一瞬で繋がれる。その人が何者で、どこで何をしている人なのかなんて関係なく。
そういえば、あまりそんなことを聞かなくなった。気にしなくなった。聞いたとしても、それはその人の、一側面に過ぎないと知っている。


たくさんのことを話して、たくさんのものをもらって、みんなが自分のことをどう見てくれているのかを知ることができて、ただただみんなのことが好きだなあ、出会えてよかったなあ、幸せだなあって、そればっかりの時間だった。

この日、改めて気づいたことがあって。

誰かのことを愛してるとか好きだとか。そんな風に伝える、その自分の方が、伝えた分だけなんだかぽかぽかとあったかくなるのだ。

相手が喜ぶのを見て幸せを感じる、ではなくて。
自分が、ただ相手に伝えるだけで幸せになれる。

そうかー、って。
無償の愛って言うけれど、
伝えた時点で、差し出した時点で、もらっているのは、満たされるのは、自分自身なのかあ、と。

みんなで照れを一旦置いて、お互いの素敵だと思うところを伝えあって、それをめいっぱい受け取って。
それで伝えた自分は伝えた分だけ幸せになって、伝えてもらった分だけさらに幸せになれた。

やるとなったらすごく照れるし恥ずかしいし(わたしは結構普段から直球で伝えたりしてるけど)。
でも、これってひとの本質なんじゃないかなあって思う。


こういう繋がりが増えたらいいんだよなあと。


ただ、その前に、自分を満たすことが絶対的に必要だということも、わたしは知っている。

傷付けるのも、失うかもしれないって不安があるからで。
失うのが不安なのは、今の自分に自身がないから。ただのなにもない自分に自身がないから、外の評価や価値観に頼ってしまう。

何かを失ったら、自分が崩れ落ちてしまいそうだから、必死に奪われないように、失われないように、自分自身を守ろうとする。

自分を満たさぬうちに与えることは、身を削ること。
そのつもりはなくても、知らぬ間に自分を削ってしまって疲弊してしまう。

だから、まずは、自分を満たすこと。

満たし方は人それぞれ。
向き合い方も人それぞれ。

どれがいいとか何をしたらいいとか、そんな風に言えるものではないけれど、それにひとりひとりがひとりひとりのやり方で向き合ってきた。

毎日を、丁寧に、まっすぐに生きてきた。
たまに迷ったり悩んだり泣いたりしながら。
そんなみんなだから、こうしてつながり続けられるんだろうなあって思う。

ひとりが言った。

わたしたちは、雁のように生きよう。

雁は編隊を組んで空を飛ぶ。海を渡る。
先頭のリーダーがいるからこそ、後ろを飛ぶ仲間たちは70%の力で飛ぶことができる。

リーダーが力尽きたら、後ろを飛ぶ人が交代する。
だれかが力尽きたら、ずっとそばにだれかが寄り添う。

そんな風に、支え合いながら、まっすぐに、目的に向かって。

そんな風に、思える人たちがいるって、素晴らしい。
毎日一緒にいるわけでも、頻繁に連絡を取るわけでもなくて、ひとりひとりが自分たちのその場所で、前を向いて進む。

でも、実は編隊を組んで、本質的には同じ方向を向いて進んでいる。
それってすごく心強いし力強い。


改めて、出会いのきっかけを作ってくれた、そしてわたしたちをつなげてくれた彼に心から感謝したい。

彼がいてくれたから、今日ここに至るつながりがある。

あの時は彼の言っていることは実はさっぱりわからなかったし、どこかで彼は完璧な人間なんじゃないかと思っていた。

でも、あれから一年半が経って、なんとなく、彼の伝えたかったことがわかってきたし、彼が全然完璧なんかじゃないってこともわかってきた。

もちろん、わたしよりずっとずーっと先を行く人なのだけれど。

それでも、どんなにすごい人でもきっと道の途上なんだろうなあと。
そして、どんなにすごくなっても、道の途上にいれることはすごいことだなあと。

この日ともにすごしてくれたみんな。
この日ここにいなかったけれど、今もつながってくれているみんな。

本当に、本当に、ありがとう。
わたしはとてもしあわせです。

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