心の景色の旅に出る。

こころふるえるだれかとの時間、そのものの中にあるだれかの想い、だれかの、じぶんのこころを旅したその軌跡を綴っています。

Rebirth 〜未来へつなぐ鼓動〜

たとえ昨日まで殺し合っていたとしても、

たとえすべてを失って絶望したとしても、

たとえ明日自分の命が失われるとしても、

そこに、光り輝くものが、確かにある。

たとえどんな状況にあっても失われることのないもの。

ひとがもつひかり。

それを、優しい穏やかな歌に乗せて届けてくれる。
柔らかな響きが幾重にも重なるような不思議な声で。

最後に残るものは、優しくて、透明で、そして当たり前のこと。
優しいものは、いつの間にかだれかのこころに届いてその人を変えていく。
受け取ることがとても気持ちがいいから。

優しいものこそが、ゆっくりと確実に人のこころに届いて、本当のかくめいを起こすのかもしれない。
実際の現場を見て、体験した人の話を聞いて、そうして、そのひとたちの心を受け取って、そこからひかりを見つける。

生と死と、極限状態の中だからこそ、確かな輝きを放つもの。


だから、わたしはちゃるさんの歌う歌が好きなんだろうな、と気付いた夜でした。
ちゃるさんは、いろんな世界を歌うけれど、彼が歌う世界の中で、わたしはここに最も惹かれる。

何度繰り返し聴いても、何度も胸に迫るうた。
わたしにとって、本当に大切にしたい世界を歌ううた。

わたしに歌のなんたるかがわかるわけではないし、普段はまったく歌を聴かないのに。
なんの根拠もなく、彼はもっともっと素敵な歌が歌えるし、まだまだ可能性に満ちあふれている、と思ったのでした。

この時のライブ会場は、笑いとかけあいにあふれたすごーくアットホームな場でした。

お店の雰囲気もあるんだろうなと思う。
お店の人も笑顔がやわらかくて、芯をしっかり持った人たちの、素敵なお店だったのです。

ライブが終わった後も、みんなフラットに和気あいあいと楽しそうに話してたのが印象的で幸せでした。

ちゃるさんの周りに集まる人たちはひとりひとりが素敵なひとたちばかりだなあとそんなことを思った夜。
それは、ちゃるさんがそういうひとだから。
ひとを大切にして、世界を大切にして、実際に現地に行って、そこの人たちに触れて、そうして生で経験するその感覚を大切にしているひとだから。

Rebirth。

この歌が、ちゃるさんの人生を変えた。
戦争を繰り返し、互いに極限まで傷つけ合ったひとびとが、ふたたび手を取り合うとき。

そんな歌を、そんな世界を、自分は果たして表現できるのか。
たったこれだけの、ちっぽけな経験しかない自分に、そんな極限状態を歌うことが出来るのか。

そう考えたちゃるさんは旅に出る。
世界を見なければ。
現実の、今まさに目の前で繰り広げられている、世界のありのままの姿を。

そうしてギターだけを手に、世界の現実と共に過ごした日々が、今のちゃるさんを形作ってます。

多くの違いを、悲しみを、喜びを、涙を、笑顔を見つめ続けた3年2ヶ月。訪れた100以上の国々。

そこで得たもののひとつひとつが、ちゃるさんの歌に、存在に、心地よい歌の中に、確固たる、深く、ただただ本当の意味で優しい世界観を構築しているのです。


最後に、世界一周した奇跡を綴ったPVのリンクを載せておきます。
ですが、ちゃるさんの歌は、生で聴くのと、音源で聴くのとは全然違います。
ぜひ、生で聴いてみてください。


ちゃるさんのPV

うたう旅人 ちゃる

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