心の景色の旅に出る。

こころふるえるだれかとの時間、そのものの中にあるだれかの想い、だれかの、じぶんのこころを旅したその軌跡を綴っています。

満員電車。混雑の中に埋もれる「ふつうのやさしさ」。

ただ、毎日電車に乗っているだけで、幸せなことは、たくさんあるような、そんな気になったりすることがある。朝からこんなに人でもみくちゃにされて、それでも誰かのために道を開けてあげる。なんでもないことかもしれないけれど、そんな人がいること、とか…

満員電車。人でないもの。

車輌トラブルで電車が遅延。朝の一番混雑するタイミングで、ホームにあふれる人、人、人。電車がホームに滑り込み、我先にと乗り込もうとする人たち。電車のドアが閉まらなくなって、まるで荷物を押し込むように、電車の中に押し込められる人たち。これは、…

奇跡の再会。偶然は必然で。出会うべくして人は出会う。

「今、宮崎駅にいるんだけど会えない?」そんなメッセージから始まったこの日の奇跡の再会。まさか、そんな急なお誘いで、まさか、二人も会いに来てくれるなんて。あの時から、もう一年以上は経っていた。わたしの停滞期を支えてくれたセラピストの彼女。わ…

優しくてあたたかい。愛あふれるジュエリー。

このお店の写真を見た瞬間、ジュエリーが持つ暖かさが、ダイレクトに伝わってくるようだった。 写真を通してでも、その物の本質は伝わる。 現物を見なくても、本人に会わなくても、優しい愛溢れる人が作っているのだと。 そんなことを確信する。 優しい光の…

坂本貴光「生まれたところ」

その作品を見たとき、わたしは何を見ているのだろうと思った。これは、なんだろう、と。黒と、金。長方形の、二枚の紙が、展示されていた。坂本貴光氏は写真家だ。わたしは、写真を見にきたつもりだった。けれど。そこにあったのは、二枚の紙、だった。漆喰…

言葉の持つ力。言葉は世界を作り、言葉は未来を創る。

コピーライター養成講座を受講することにしました。コピーライターになると決めたわけではないですが。今日、説明会に参加してみて言葉の持つ力、というものを、強く強く感じました。 わたしのいつも書いている文章は、わたし自身から湧き上がるものをただ文…

君よ生きて。

君よ生きてわたしの大切な大好きな人たちがいろんな形で関わっている音楽劇。いつか必ず観に行くと誓ったそれ。その日は意外と早くに訪れて。観終わってまず最初に思ったことは、ああ、なんだ、わたしはぜんぜん本気で生きてない、だった。わたしの命はわた…

瑞穂舞。神に捧げる、神を呼ぶゆらぎ。

瑞穂舞指が、まるで生きているようだった。まるで別の生き物のように動く指先。指の動きに、腕のなめらかさに、水を、波を、揺れる水面を見る。舞を見に来ているのに舞そのものよりもその不思議な指の動きに魅了された。緩やかに流れ、沈み、激流となり、緩…

体調を崩していた間に、これからどうするかを考える。

気が付けば、なんと10日が過ぎていました… 自分で自分にびっくりです。。。 しばらく体調を崩していた間、 次の職とこれからの生き方をどうしようか とそればかりを考えていた。 今の職に対する心を失ってから、 わたしは仕事に対する熱意を失っていた。 そ…

ピタゴラスイーツ。友紀さんの生チョコレート。シンプルだからこそ、すべてがそこに現れる。

生チョコレート。チョコレートを切って、溶かして、混ぜて、固める。ごくごくシンプルな、その手順。簡単で単純だからこそ、その中に、すべてがある気がした。料理はその人のこころを写し出す。もしかしたら、うまくいかないんじゃないか。そんな不安が、「…

ニジノ絵本屋。ちいさなちいさな、想いとご縁で世界を紡ぐ、魔法の鍵があるところ。

ニジノ絵本屋 都立大学駅前の、道路の脇のすぐ近く。ふつうのビルの3階に。 ふつうじゃない、小さな絵本屋さんがある。 たたみ一畳ぶんか二畳ぶん。おとなが3人4人と入ったら、すぐいっぱいになるような。 そんな小さな絵本屋さん。 けれどそこにはひっき…

世界はひとつの大家族。フェアトレードの美味しく優しいグラノーラ。

先週始めの大阪出張の際に出会った めちゃうまグラノーラのお話をしましょう。あれはわたしの大阪出張が決まった時のことでした。ふと、Facebookを見ていると、なんと宮崎在住の友人が。期間限定で阪急百貨店でチョコレートを売っているというではありません…

青く、甘く。彼女の涙の海で溺れたい。

青く、甘く 青く、静かで、透明な。 どこまでも、どこまでも、海の中。 深く、碧く、澄んで、美しく。 優しくて、哀しくて、愛おしい。 小さな小さな絵本の中に、 とっても深い世界がある。 美しく優しく淡い絵の向こうに。 美しく暗い狂気が、影がひそむ。 …

ナショナルデパート。デザイナーさんが作る、本気で美味しい彩り鮮やかもちもちカンパーニュ。

この前投稿した遊民さんの素敵caféからほど近く。四季の彩りを練り込んだ、カンパーニュ一本で営業する、ちょっと変わったパン屋さんがある。カンパーニュは、まるで大きなリクガメのよう。パンの重さは1つ5キロ、100人で分け合える。そんなパンは、着色料…

立春。遊民さんの体と心に優しく美味しいお野菜ごはん。

立春。四季の始まりは春。かつては暦の上での新年として、節分を大晦日、立春を新年と捉えていたそう。そんな始まりの日に。遊民さんのcaféへ再訪。この日も気持ちがいいほどの青空で。雲ひとつなく、立春に相応しい暖かさ。とっても可愛いお店に一歩足を踏…

夏野苺さんのカレンダーの写真を「読んで」誓う立春の日のこと。

わたしは、写真家の夏野苺さんが作られた、曜日のない日付と満月・新月だけ書かれた不思議なカレンダーを使っているのですが。毎月、写真をスイッチするたびに、その月の写真を「読んで」います。そういう風に使うカレンダーは初めてで。最初は「読む」って…

価値は人が決めるもの。与えられた才能があるなら、それはこの世に恩返しをするために。

最近ようやく価値は人が決めるのだということが分かってきた。それは他者の評価に依存するということではなくて。わたしが何かを提供した時に受け取ってくれる人がいるかということ。わたしの中に自分のオリジナリティに拘りたいという気持ちはあるけれど。…

恐怖と勇気と未来とお金。

わたしは、恐怖を感じていたのかもしれない。写真を、文章を、仕事にすることに。絶対に失敗できない、確実に価値を届ける。常に、一定以上のクオリティを保ち続ける。そのプレッシャーに、耐えられないと思っていたのかもしれない。それを仕事にしたいと言…

書くこと、撮ること。楽しいというよりも。ただその世界に没頭する時間。

わたしにとっての「書くこと」「撮ること」わたしが書くこと、撮ることが好きなことは事実だ。けれど、わたしはその間に、楽しい、嬉しい、ワクワクする!といった気持ちを感じてはいないのだ、実のところ。書いている時も、撮っている時も、わたしの心はひ…

写真家 夏野苺さんのワークショップ。真実こそがその人を輝かせ、人の心を震わせる。

写真家、夏野苺さんのワークショップ。1月の最終日は新月&旧暦正月でした。この日もとってもいいお天気で。雲ひとつない抜けるような青空。最後はこんなに素敵な記念日で。このワークショップがこんな風に、素晴らしい、天気とタイミングの巡り合わせの中…

誓いを、果たせた日。

ビジネススクールで同じ講義を受けてから4年。1年に一度くらいの頻度で集まっているけれど、4年経っても、こうして集まってお酒を飲める。それって本当に凄いことだなあと、改めて思う。この日に集まってくれた人たちだけじゃなくて、行きたい!行けない…

写真家、夏野苺さんのワークショップ二日目。被写体の光を捉えるために、決して怯まないこと。

写真家、夏野苺さんのワークショップ二日目は、遠くに煌めくスカイツリーが美しい夜景の元で。この夜集まったのはその夜景に負けないくらい、とてもとても美しい、5人の女性たち、でした。彼女たちは外見はもちろん、内面も、自分の光で輝いていた。彼女た…

各地で開催される「えんとつ町のプペル展」は変化への狼煙。

いつも素敵な時間をくれる六本木のママの店。今日も今日とて素敵な時間と出会いがそこに。はちみつ会でご縁をもらった幸せ女神と再会。とっても優しく可愛らしい、その笑顔だけで、その空間を柔らかくしてみんなを幸せにする。そんな雰囲気と笑顔を持ってる…

なんてことない毎日が幸せ。

何があったわけでもないのに、ふわふわと幸せな日々が続いている。電車の中でちょっと場所を空けてくれた人に、とっても優しさを感じて嬉しくなったり。職場の人のちょっとした笑顔に、それだけでなんだか幸せになったり。何ひとつ、特別なことがあつたわけ…

静かな世界で、大切なものを見極める。

静かになる。静寂が忍び寄る。真綿で包むように。ゆっくりと、しずかに。まるでさざ波がゆっくりと凪いでいくように。失われていく世界の音と波。その地平の向こうに、わたしは何を見るのだろうか。わたしにとって、大切なものは何か。大切な人は誰か。大切…

再び会えることの奇跡と有り難さ。繋がったことと繋がり続けていることへの感謝。

あの時から、二年が経った。それでも、こんなに集まる。そんな風に、繋がっている、この関係を、この出会いを、とてもとても幸せだと思う。ジョン・キム氏が主宰していた、社会人ゼミ。そこで出会った仲間たちと、また再会できた。それが、どれだけ凄いこと…

人の光を捉え続ける写真家。夏野苺さんの自分の光を見つけるワークショップ。

わたしは、この日、彼女たちから光がこぼれる様を見た。雲ひとつない、晴れ渡った空。冬なのに、マフラーもいらないくらいのあたたかさ。タワーマンションの最上階から見渡す東京の街は少し霞んでいて、それもまた幻想的で美しかった。写真家、夏野苺さんの…

言葉とは、その国を、文化を、風習を、気質を、顕わすもの。

言葉は文化だ。その国の姿を表現するもの。その国の人々を構成するもの。英語を話す時と、日本語を話す時とでは、性格が変わる、と言う。わたしたちは、ただ言葉の意味を理解するためだけに、言葉を交わすのではない。学ぶのではない。言葉というものは、そ…

様々な人に会い、その人について思うままに書くこと。ただのおっかけかミーハーか。それでもいい。

わたしは、わたしが出会い、触れ、心震えた人、物、場のことを、日々綴っている。それがただただ「凄い人」を追いかけて、「凄い人」に近づけたかのように思い込む、まるで自分が無くてふわふわと「凄い人探し」をしているように見えるのであれば、それはそ…

様々な人に会い、その人について思うままに書くこと。ただのおっかけかミーハーか。それでもいい。

わたしは、わたしが出会い、触れ、心震えた人、物、場のことを、日々綴っている。それがただただ「凄い人」を追いかけて、「凄い人」に近づけたかのように思い込む、まるで自分が無くてふわふわと「凄い人探し」をしているように見えるのであれば、それはそ…

わたしにとっての仕事とは。

なぜ、わたしが今の仕事とのご縁をもう終わらせるべきだと考えたのか、それを思い出していた。どこに向かうか、何をするかがよくわからなくなって見えなくなって、そういえば原点はどこだったかと。そんなことを日々考えていて。知っていたけれど、改めて思…

日本を知ることは、世界に辿り着くこと。自分を知ることは、誰かを理解すること。

友人の結婚式で、紋付袴と白無垢と。三三九度の儀式を見ていた。そして、唐突に、本当に唐突に、自国の文化を知ることは、世界を知ることなのか、と理解した。世界を深く知ることは、自国の文化を深く知ることと繋がっている。わたしたちは、自分のルーツを…

宮沢賢治「雁の童子」が紡ぎ出す、夢と現(うつつ)の間(あわい)の世界。

宮沢賢治「雁の童子」 ゆめか、うつつか。 ほんとか、うそか。 すべてがあいまいで、 すべてをつつみこむ。 そんな、時間の中で、 語られるものがたり。 舞い踊る、ひとの姿。 紡がれる、笛の音色。 そこにあったのは、宇宙、だった。 すべてが生まれ、すべ…

「書く」という行為について考える。

わたしが誰かに接して、その人について書くことは、インタビューではない。事実でもない。わたしがその人の話を聞いて感じたこと、だ。だから、わたしの書くものには、その日その人が言っていないことが当たり前のように描いてある。それは、わたしの書くも…

参列した、すべてのひとが。ひとりひとりが、心から。彼女の結婚を祝福し、喜び、涙する。これ以上の結婚式を、わたしは知らない。

わたしの心から大切で大好きな、本質的なものを共有できる、大学時代からの数少ない友人の結婚式。彼女が結婚するのと聞いた時、わたしは嬉しさのあまり泣いた。彼女は、とても美しく、優しく、繊細な人だった。いつも優しい笑顔をたたえ、周りのことを気遣…

Nothing better.この上ない、最高の、ラテとベーグルのある空間。

Nothing better.この上ない、最高の。この名前をつけるということは、覚悟だ。常に、最高のものを提供し続けるということへの。ラテアート世界チャンピオンの澤田洋史氏と、本場でミシュラン一つ星を獲得したKEISUKE MATSUSHIMAの松嶋啓介氏がプロデュースす…

なんのために、お金が欲しいのか。それを見失わないこと。

昨年とってもお世話になった、新年のご挨拶をしたかったお店に行って。年始にやろうと思っていたことは、ひと段落して。バーのマスターに「また来てね」と言われて。バーで居合わせた素敵な人から自分の店に「また来てね」と言われて。当たり前だけれど、お…

不安からひたすら逃げるために怒鳴り、従えることの、辛さと哀しさと。

彼は、怖いのだ。恐ろしいのだ。怒鳴り、喚き、高圧的に振る舞うその姿は、彼の弱さの裏返しだ。彼は常に怯えている。常に怒鳴り、誰かを従えていなければ不安でたまらないのだ。彼の瞳の揺れる様が、彼の胸中を映し出す。何度確認しても、何度屈服させても…

わたしにとっての世界への恩返し。

わたしは、常に行動し続け、触れ続け、感じ続けることを望む。わたしにとって、わたしの外側にある素晴らしい世界に触れないことは、死を意味する。 だから、わたしは自宅での時間を嫌う。 そこには、何の新しい刺激もないからだ。 そこには、停滞だけがある…

傷みを受け入れ、さよならを認める。

ふと、ようやく気付く。わたしは傷んでいたのか、と。わたしは、ずっと、きっと、傷付いていたのだ。だから、まるでどこかが停滞していて流れが滞っているような、そんな感覚を覚えていた。それだけが理由ではないかもしれないけれど。わたしは、自分の傷み…

ご縁を大切にするために、お金と友好な関係を築きたい。

昨年とってもお世話になった、新年のご挨拶をしたかったお店に行って。年始にやろうと思っていたことは大体ひと段落して。バーのマスターに「また来てね」と言われて。バーで居合わせた素敵な人から自分の店に「また来てね」と言われて。当たり前だけれど、…

人生で一番大切なこと。自分の心から欲しいものを認めること。人生で一番辛いこと。自分の心から欲しいものを否定すること。

直前まで体調を崩していたのに、前日の夕方にはかなり良くなっていた。前日は土砂降りの大雨だったのに、当日は眩しいほどの太陽と青い空。そんな風に、いろんなことが、ほんとうにいろんなことが。びっくりするほど上手く重なって、最高のタイミングでわた…

伊勢神宮再訪。神様だって、家族になりたい。わたしたち、天照大御神のこどもたちと。

新年早々伊勢神宮に呼ばれた。年が明けて、実家に戻って、青春18きっぷが一枚余って、ああ、それなら次の週末にお伊勢さんに行こう、と思った。お伊勢さんで、厄払いをしてもらおう、と。なぜお伊勢さんだと思ったのか、それはもう理由を聞かれてもわからな…

今更ながら新年を振り返る。

わたしの新年はとても静かだった。新年が明けたことへの高揚もなく、ただ、年が明け新しい一日がいつも通り始まったことを自覚した。 そうして、わたしはここから改めて歩き始めるのだと、静かに決意したのだ。 12月、今の場所を去り次へ進む決意を固めて伝…

篠山紀信展「快楽の館」は時間を超える体験型の現代アートである。

品川にある原美術館の閉館期間を使って、すべての写真が原美術館の敷地内で撮られた写真で構成された個展。それは、写真展の枠を飛び越えた現代アートであったと思う。本来であれば、写真さえあれば個展はどこででも開催できる。絵画もそうだ。だから、全国…

篠山紀信展「快楽の館」彼の写真は人の本質を丸裸にする。

写真を見て感じた最初の感想は「なんてうるさいんだ」だった。すべての写真が生きた生身の人間の熱を持って、自分の存在を語りかけてくる。その瞳から、その佇まいから、どう魅せようと思ってカメラの前に立ち、その実彼女たちの本質はどこにあるのかまでが…

伏見稲荷大社。お詣りするという行為に、自分自身のあり方が問われている。

実家から東京へ戻る途中に、京都に立ち寄ってどこかの神社を参拝しようと思い立った。最初は八坂神社にと思っていたが、何故か突然伏見稲荷大社へと変更してしまった。伏見稲荷大社へ訪れるのは初めてだった。正月三が日の伏見稲荷大社は、駅を出てから参道…

ヌードの美しさ。対象はただ存在しているだけであり、意味を付与するのは鑑賞者である。

篠山紀信が原美術館で個展を行っているという。その個展は、すべてが新作、オールヌードで構成されている。個展の名称は「快楽の館」。いかにも、な名前だが、その名称にそぐわずそこに性的なものは存在しないのではないかと思う。わたしは美しいものが好き…

神社。その地のすべてを守り、すべてを内包する場所への感謝から始める。

しん、とした空気。神主もおらず、手水舎の水もない。そんな、寂れた神社がふたつ。それが、わたしの地元だ。それでも、そんな神主がいない神社に村の人は行事のたびに集まる。寂れているけれど、荒廃してはいない。人の気配はないけれど、神の気配はある。…

新年のご挨拶とお礼と。

新年あけましておめでとうございます。2016年8月8日に始めたこのブログも、200記事を達成し、細々と続けていられるのも、このブログを読んでくれている人がいるおかげ、そして、わたしと出会ってくれている人や物や本や場のおかげだな、としみじみと感じてい…