心の景色の旅に出る。

こころふるえるだれかとの時間、そのものの中にあるだれかの想い、だれかの、じぶんのこころを旅したその軌跡を綴っています。

行けよ、行けよ。ただただ行けよ。

最近、般若心経をなんとなく学び始めた。たった262文字の中に込められた意味を知りたい、何かの宗派に属しているわけではないわたしが思うなんて。時代もわたしも変わったな、と思う。仕事を定時で終わらせてすぐに電車にの飛び乗るつもりが延長戦。これはも…

尊敬する人の結婚式で写真を撮ることへの感謝を知る。

わたしの大好きな人たちの結婚報告会。そして二人の大切な娘さんの一歳の誕生日。あの日からもうそんなに時間が経ったのかと驚く。二人の結婚の報告を受けてからでももう1年半が経った。 新婦の実家がある関西の地での待ちに待った報告会。その場にカメラマ…

軟酥法座禅。 ゆるりと蕩ける一期一会の夜。

大人の夜坐禅、軟酥法。軟酥(なんそ)、という芳しい香りのとろりとした液体。この日のそれは優しい薔薇の香りで。それが、頭頂部からゆるりと蕩けて、耳を、首を、肩を、腕を、ゆっくりと、ゆっくりと、流れ落ちてゆくのを感じる。軟酥は身体の傷んでいると…

あなたという器はグラスか、ゴミ箱か。

コップかゴミ箱か。ここに器がある。それがコップなのかサラダボウルなのかを決めるのは、その器そのものではなくて、その器の意味づけである。この器に入れるものを、飲み物だけだと言えばそれはコップであり、サラダだけだと言えばサラダボウルになる。そ…

自ら動く。この当たり前のことに気付き続ける。

ここ一週間、話を聞いたり失敗したり課題にぶち当たったりして、なんとなく腑に落ちたことがある。わたしは自ら変わることを自分に誓いながらも、どこかでずっと、目の前の誰かに変わってほしい、と願っていたのだ。ほとんど無意識的に。なんたる。例えば部…

嫌いな人も含めて、この世は優しさで出来ている。

どんなに素敵な人でも、どんなに酷い人でも、好きな人が2割、普通の人が8割、嫌いな人が1割、という話がある。多分、世界中に聞いて平均取れば。ふと、その言葉を目にして考えてみたけれど、わたしのことが苦手な人も嫌いな人もかならずいる。けれど、幸いな…

冗談には深層心理の欠片が混じる。

ふとした言葉に本心は現れる。何も考えずに、冗談みたいにふとこぼした言葉。冗談だったから流されていったけれど、その言葉を発したわたしは自分が驚いた。その言葉を発した奥底の意図は、その人を不真面目だと認識しているということだったから。深層心理…

直感を磨く、とは。

直感は大切、直感を磨け、という言葉を聞くことがある。思考することによって、余計な思索をはさまわたしは、直感に従って誰と会うか、何をするかを決めることがよくある。けれど、直感というのは、今までの経験の集合知という側面も持つ。そうであれば、今…

壮大な夢の達成は、子どもの頃の熱狂のその先にある。

大好きな蝶を夢中で追いかけていたらエベレストのてっぺんにいた。そんな例え話を聞いた。エベレストの登頂を目指して達成することもカッコいいけれど。自分の好きなことを夢中になってやっていたら、いつの間にかとんでもない偉業を成し遂げていた、という…

出来ている⇔出来ていない。自分の評価と実際と。その差に気づくことが第一歩。

したくない、と思っていることこそ実は誰かにしていたりするものだし、出来ている、と思っていることこそ実は出来ていなかったりするものだ。これらは自己否定ではなくて気付くことで前へ進めるということ。だから、気付かせてくれる存在が有難い。まあ、そ…

露に濡れた緑の中で楽園の音を聴く。

空気が甘いですね。露に濡れた緑の中で彼はそう言った。霧のような雨が庭園を覆い、空気はしっとりと濡れていた。雨上がりの空気は、たしかに甘い。 水を含んだ空気は、お堂の柱も馨らせる。木の幹独特の、甘い馨り。三方の壁が開け放たれたお堂は、その素朴…

ある日の朝の神社での一期一会。

朝、神社の境内で、素敵なおばあさんに会いました。今年77歳になる彼女の肌はつやつやで、背筋はぴんと伸びていて、姿勢が美しかった。一生懸命仕事をして、結婚して子どもを育てて。歌が好きで絵が好きで、これから川原まで歩いて行って、そこでシャンソン…

大地之節供まつり。ただ祈ること。

夜が更け皆で日を跨ぐ。この日は庚申でもあった。庚申の夜には体から虫が出ていき帝釈天にこれまでの行状を告げる。そこで悪事の報告がなされたならば、その者自身に罰が与えられたという。このため人々は寝ずに夜を明かした。 その庚申の夜にあやかって夜を…

大地之節供まつり。ここで出逢い談らふことの意味。

旧暦6月6日。年の半分が終わる頃。偶数月の、真ん中で。行われるは大地之節供まつり。天之節供は連綿と過去より続く。奇数月にはあの世とこの世が近くなり、命をこの世に留めるために祭りを行った。1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日。安定している偶…

大地之節供まつり。夜の帳は水の中に沈む。

よるのはじまりは、笛の音から。外から四角く切り離されたお茶室の中は照明が落とされて薄明かりに照らされる。そこでは時間を見失う。逢魔時か夜の帳の中か。緩やかに流れる時の中、見失うは此の時の流れ。細く、優しい笛の音に、かすかに混じる囁き声。他…

星窓茶会。深海と琉球へ旅する時間。

伝統も大切だけど、遊びも大切。気軽に楽しくお茶の世界を覗ける場所。そして。わたしが大好きな人たちがいるところ。いつだって、彼らが作ってくれる場は、とっても優しくて柔らかくてあたたかい。彼らと出会えたことを、すごくありがたいなあって、しみじ…

森 聖子 個展 〜円奏宇宙〜

彼女が奏でるのは絵。とても不思議な美しい。そこに表現されているのは円であり線であり点であり。そして曼荼羅なのだけれど。それでも、奏でる、と。表現したい。彼女の絵は海の音を奏で、空の響きを聴き、月の沈む音を鳴らす。優しく、豊かに。無音の空間…

「怒り」についての考察

先ほど。ふわーっと道を歩いててぶつかりそうになって「前見て歩けボケ!」と言われたわけですが。彼女の心理はいかなるものか、とふと考えてみたわけですよ。(この前のコピーライター講座で心が動くことに疑問を持ち、その理由を考えろと言われたので)(そう…

論語。古典は多くの真実を既に語ってる。

これを知る者は、これを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず 論語の一節なのですが。それを知っているだけの人は、それを好きな人にはかなわない。それを好きなだけの人は、それを楽しんでいる人にはかなわない。という感じのことのよう…

向いている、ということ。

向いている、とは何か。自分は何に向いていて、何に向いていないのか。その指標があるとしたら。たとえばそれは、その物事に取り掛かった時に「取り掛かる前に完成形が見えているかどうか」ではないかという仮説が友人との会話で浮かぶ。初めてそれを作る時…

西野亮廣独演会 in えりも ひとりの女子高生が起こした奇跡の物語。

西野亮廣独演会 in えりも。ボランティアスタッフの権利を買ったのは昨年の10月。えりも町に住むひとりの女子高生が人脈も何もないところから想いひとつで立ち上げた独演会を主催するためのクラウドファンディング。独演会を主催するために必要なお金は30万…

「感字」漢字の意味を形を生かして絵に仕上げる。現代版象形文字の世界。

(鴛鴦)さて、ここにある絵を見て欲しい。よーく、よーく、見て欲しい。例えば右の下あたりとか。そう。これは漢字を絵にしたもの。ぱっと見は単なる黒のマジックで描いた単色画。なんの面白みも目新しさもないようなその絵が。実は漢字が元になっているなん…

「めす展」捕食されているのか捕食させているのか。果実と女性と生と性。

(不快と感じられる表現がありますのでご注意ください) 割れた果実の瑞々しい断面。生々しく滴り落ちるそれに、どこか、いのちの淫靡さを感じたことはないか。果実は、おしべとめしべが織り成すいのちの結晶。受精し肉を纏い形を成す、割れたそこから臓器が見…

「はたらいて、笑おう。」情熱を持って仕事に取り組めているか。君は笑えているか。

「はたらいて、笑おう」うん、まさに、これ。生きるために働きたいんじゃない。働くことは生きることそのものだから。情熱を持って働けないなら、死んでいるのと同じ。すでに情熱を失ってしまったものを目の前に、日々死んでいく自分を見つめ続けるのは辛い…

広告のやりかたで就活をやってみた。ー「伝わる」自分の売り込み方。

正直なところ、自己PRや職務経歴書が本当に単調でつまらなくて、書いたわたしでもこんなつまらないの読みたくない、と思っていたところに見つけたのがこの本でした。就職活動において、わたしたちは高額商品である。しかも、一度購入したら分割払いで生涯お…

夏野苺さんの個展。奇跡の出逢いと大切なことを思い出す場所。

大阪は箕面、緑溢れる山のふもと、大きな滝の神様に見守られた場所。梅田駅から30分でとっても澄んだ空気に会える。駅を降りたらのどかな街並み青い空の心地よさ。もう今年で3回目だけれど、小屋を目指す道のりは、いつだってワクワクでいっぱい。駅徒歩数分…

わたしが仕事で怒らない理由。怒りには現状をプラスに変える効用が殆どないからだ。

わたしは仕事をするときに、どんなに仕事が出来なくても、基本的に怒ったりはしない。それは、ある種の諦めだと思っていたけれど。ただ仕事で最もパフォーマンスを上げるために、それが一番合理的だと、有効だと判断していただけだった。それはある種、とて…

何のためにお金が必要かって、大好きな人たちと過ごすために。

またもや行ってきました「ゆきすきのくに」。そしてまたもや相当時間が経ってからの投稿です。行ってみたい人、連れて行きたい人がいるのでうっかりまるで常連のようになっておりますが。そうやって何度でも訪れたくなるのがこの店の魅力。いつだってここの…

満月の日にここ半月を振り返る。

つきがきれいなよるなので。ふと空を見上げたら今夜は満月で。雨が降っていたと思っていたのに、寝る前に窓を開けたら綺麗なお月様。なんとなく、月の光に誘われて、写真を何枚か撮ってみて、夜空に浮かぶ月を美しいなと思う。そうしてふと、ここ最近を振り…

舞台の上で、画面の向こうで光を放ち続けることを決意した人たち。

そこにいる人で、光を放たない人は、いなかった。 芸能事務所、スカイアイ・プロデュース。所属するアーティスト写真の撮影現場で、わたしはただただ、光を放つひとたちを、写真の中で、更に眩しく輝くひとたちを、見た。 誤解を恐れずに言えば、彼らはひと…